巣筒
今日は久しぶりに晴れました。主人は地区の役員さんの視察研修の為、出かけました。私と娘は地区のお花見行事があり焼肉会に参加しました。
今日の写真は、昨日ヨシで作った巣筒の様子です。
切ったヨシは写真のように80本程度の束にしました。このヨシがマメコバチの巣になります。
交尾したメスのマメコバチは、巣にしたい筒の中を掃除し、幼虫のエサとなる花粉を集める為にりんごの花々を飛び回り、花蜜を吸いながら花粉を集めます。巣筒に持ち帰った花粉を花蜜で湿らせながら押し付けます。これらの、花粉採取・花粉押し付けを10数回繰り返して花粉団子を作り、卵を1つ産むそうです。その後、湿った土を団子状にして筒の中に運び、仕切り壁を作ります。再び花粉団子を作り、卵を産み、土の仕切り壁を作る・・・これらを繰り返し、最後は筒の入り口に土栓をし、巣筒を完成させるそうです。
ふ化した幼虫は花粉団子を食べて成長し、6月中旬頃からマユを作って蛹となり、8月下旬頃からマユの中で成虫となり休眠し、翌春になると出てくるそうです。
マメコバチが暮らせる環境をつくりながら、今年はマメコバチを増やす取り組みが少しずつできると良いです。