接ぎ木の様子
作業には、今の生育を見ながら行う作業と、時季・タイミングをみながら先を見越して行う作業があります。
今年はりんごの畑を1つ増やし、その畑にはりんごの苗木も植えましたが、苗木を養成する為の畑としても使っています。
写真は、苗木を養成する為の一工程であり、4月下旬に行なった接ぎ木作業の様子です。接ぎ木作業は、台木の先端に自分で増やしたい品種の数cmほど枝を接いでいく作業です。主人は冬の剪定の時に、増やしたい品種の枝をとっておき、その枝を使い、自分で苗木を作るということも行っています。自分達で苗木を育てるのには手をかけることが必要ですが、苗木を購入する為の費用に比べると安価な経費でりんご作りができる為、主人は自分の技術をいかしながら経営にあたっています。
写真は、ナイフを使い、台木に接ぐための切込み部分を作っているところです。