朝冷え込む
りんごの葉が見えてきて、受粉樹「メイポール」は、他の品種よりも生育が早く、つぼみもしっかり見えてきて、花弁の濃い赤色も見えてきました。そして、数個あるつぼみが、寄り添った状態ではなく、ひとつひとつが独立して見えるようになってきました。(セパレート期)
りんごにとっては、花芽の生育に動きがあり、デリケートなつぼみが見えてくる今の時季から花が咲いて受粉が行なわれる時季の寒さがとても怖い自然環境です。寒さの為に花がやられてしまうと、質の良いりんごができません。寒さ厳しく、その寒さに完全に負けてしまうと、りんごができない可能性も高くなってしまいます。
今朝、畑の温度計は5時15分時点で-4℃でした。畑北側では写真のような霜がおりており、防霜ファンがまわっていました。南側の畑では、霜がおりていない部分もあり、霜がおりている所は雑草がうっすらと白くなっていました。
朝冷え込む度に、「この寒さに耐えて、なんとかりんごができますように…。」と思います。